07/02/05 01:18:57 2R930lOO
あるときキミは、マスカットとグレープが木になっているのを見つけました。
しかし、どちらもキミがいくら手を伸ばしても取れません。
と、そこへ大男がやってきて、マスカットに手を伸ばしました。
ですがマスカットは高い位置にありすぎて大男が手を伸ばしても届きませんでした。
次に大男はグレープを取ろうと手を伸ばしました。
今度は手が届き、大男はグレープをもぎ取っておいしそうに食べました。
それを横で見ていたキミはこう思います。
「あのグレープは酸っぱくておいしくなかったに違いない。
大男は本当はマスカットが欲しかったのだけど、グレープしか取れなかった。
あいつはマスカットが取れなかった悔しさから自己欺瞞をして、
酸っぱいグレープをおいしいと自分に言い聞かせながら食べたんだ」と。
自分には出来なかったのに、他の人には出来たということが悔しかったんでしょうな。