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またまた閑話休題的な話になるけど、
わたしの友人のゲイ男性が女性に対する思いみたいなのを吐露してくれたことがあるのね。
一応前置きとして、ゲイというのはそういう因子が元々ないとそうなるものじゃない
ので、色々なことが重なってのことなので、決して一般男性と比べられることではない
ことは言っておくわ。
彼は子供の頃両親が離婚して、再婚した義理の父親から暴力を受けていたらしいのね。
そういう暴力から守ってくれなかった母親やら祖母への無力さが女性への不信感
と、自分を守ってくれる存在への憧れと相まってゲイに目覚めてしまったんじゃ
ないかって言ってたのよね。
彼は父親がいなかったせいか、母親の兄弟(伯父)に可愛がられようと健気に接して
いたようなのだけど、不器用な伯父は彼の妹や伯父の娘には露骨な可愛がり方を
するのに対し、彼の前では無骨で口数が少なかったのがとても哀しかったんだって。
そんな中で唯一自分を守ってくれる絶対の存在が彼のお爺さんだったそう。
義父の暴力もつるの一声という感じで収まったそうだわ。
彼の評価では、男性は毒か薬かという感じで極端な存在らしいけど、
女性は毒にも薬にもならない無力な無関心な存在と化してしまったとか。
勿論彼は女性に期待をはなからしない分、母親をいつまでも恨んだり、女性に悪意を
感じたりはしないようで、女性の友人も居る事はいるようだけど、
彼の人生に於いて加害者も男、強力な保護者も男ということで男性に対してはとても
複雑な存在なんだそう。
その反動で、彼は恋人(勿論ゲイなので男性になるけど)が、そのどっちのタイプに
属するかが露見した段階で、加害者になり得る男だった時、彼はその人を精神的破滅に
追いやる悪魔に変貌してしまうサイコチックなことが若い頃はしばしばあったそう。
性指向の問題において、ターゲットがどこに行くかの違いという点で
どことなく「重度の女性不信、女嫌い」の人と被る部分があるのかなと
、この友人の話をふと思い出したのよね。