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大相撲の土俵に上がりたいと言っている女性は
今現在のところ政治家だけのようだ。平成２年、当時の森山真弓官房長官が
やはり総理大臣杯を土俵上で渡したいと発言し、大きな話題になった。
この時も当時の二子山理事長が拒否。
太田知事が土俵に上がりたいと言った際、
辻元清美参院議員が女性を土俵に上げるよう相撲協会に働きかける動きを見せた。
ところが、こうした女性政治家の動きに
女性の相撲ファンや関係者の見方は冷ややかで、
女性初の横綱審議委員の内館牧子さんは
「太田知事の行動は単なるパフォーマンスにしか見えず、
性差別とは違う次元の問題で、同じ女性として恥ずかしい」と痛烈に批判。
又、一部新聞のアンケートで、女性ファンの85％が女性が土俵に上がることに
反対を示し女性政治家と女性相撲ファンの考え方に隔たりがあるようだ。