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宇宙航空研究開発機構は後継機「はやぶさ2」の計画を進めている。文部科学省は昨夏、
今年度予算の概算要求に17億円を盛り込んだが、政権交代を受けた予算削減で3000万円に縮小。
製造に着手できなかった。
はやぶさ2は、目標とする小惑星と地球の位置関係などから、2014~15年に打ち上げないと、
次の機会は10年以上も先になる。来年度には製造に着手しないと間に合わない。
川端文部科学相は11日、「(はやぶさの実績が)次につながるようにしたい」と述べた。
ただ、財政状況は厳しい。宇宙開発の今年度予算は3390億円で前年度比2・6%減。
今後も大幅増は見込めない。はやぶさの快挙をどう生かすのか、注目される。
(2010年6月14日 読売新聞)
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