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■在日韓国人二世、竹田青嗣氏の述懐
※1995年8月23日の毎日新聞記事より抜粋
URLリンク(www.asahi-net.or.jp)
また「我々はいずれ祖国に帰るのであるから、
福祉とかそういうものはいらない。
日本は祖国の統一の邪魔をしない、日本に
望むことはそれだけだ。」
「厚生年金なんて強制的に取られるけど、私等は
祖国に帰国するので年金は貰えない。年金を納め
るなんて我々には無駄だ。」
「日本人と違った取り扱い方をされるから、我々は
民族の自覚を持つのだ。 日本人と同じ処遇を求め
るのは同化を求めることであり、民族を否定するものだ。」
というような物言いは、20年前まではごく当たり前の
ことであった。
「朝鮮人は朝鮮に帰る」というのは彼ら自身の主張
で、「暴言」でも「差別発言」でもない話であったのだ。
これを思い出すにつけ、今の在日の活動には隔世
の感がある。彼らは、自分らの先輩たちが20年前
まで担ってきた民族運動の歴史を総括せず、それど
ころか忘れてしまったのではないか、と思ってしまう。