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宮崎県都城市で発生した口蹄疫(こうていえき)のウイルス侵入を防ぐため、12日から県境の市道6本で
通行規制を始めた曽於市。だが、全面通行止めではなく、道路の片側を封鎖するだけにとどまった。
記者会見した池田孝市長は「市民生活への影響などから、すべての車両通過を止めることはできない」と、
苦しい胸中を明かした。
同市財部町下財部の市道では、市職員らが「口蹄疫の侵入を防止する為 通行をご遠慮下さい」などと
書いた看板を設置。都城側から来る車を止めるため、片側の車線にバーを渡したが、作業終了から
10分ほどの間に、10台以上の車が行き交った。
近くの都城市横市町、自営業久留覚さん(62)は、通行が制限された市道の先にある曽於市の温泉施設を
よく利用するという。「不便になるが、畜産農家のことを考えると仕方ない。都城市民としてもウイルスを
鹿児島に侵入させるわけにはいかない」と語った。
牛8頭を飼育する曽於市財部町下財部の畜産農家、室屋シズ子さん(69)は「住民にはかなり迷惑をかけるが、
できれば完全に通行止めにしてほしい」と願っていた。
都城側から来て、看板に気付いて引き返した曽於市の女性ドライバー(32)は「人がいたので引き返したが、
誰もいなければ通っていたかも」と話した。
(2010年6月13日 読売新聞)
口蹄疫 曽於市通行規制 市長「封鎖は無理」 看板無視する車も : 鹿児島 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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【口蹄疫】宮崎県境の道路を封鎖へ 鹿児島県
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