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★世論に翻弄される民主党政治の行方
世論調査を濫用するマスコミの罪
イヤハヤ、驚くばかりのはしゃぎようだ。民主党から威勢のいい声が飛んでいる。
「参院選は負けない」「改選議席の54は堅い」「いやいや単独過半数の60も夢じゃ
ない」―。
「郵政法案を成立させる」という国民新党との約束を反古(ほご)にしてまで、7月1
1日に参院選を行うことを決めたのも、いま選挙をやれば負けないという自信の裏返し
である。
(中略)
●民主党はいますぐ「世論調査政治」をやめろ
こんないい加減な世論に乗っかって、民主党は大丈夫なのか。世論調査の結果をうの
みにして「参院選は負けない」「単独過半数も可能だ」と浮かれているが、調子に乗っ
ていたら足をすくわれるだけだ。
小沢一郎を排除したことで、政権交代への期待と熱気が戻ったなどと解説されている
が、本当なのか。民主党議員は「脱小沢」を打ち出せば、なんでもかんでも国民が喝采
すると思っているらしいが、大間違いだ。
(中略)
これまで小沢前幹事長は、労組と二人三脚で選挙戦を戦い、勝利してきた。しかし、
菅内閣は「組織票は要らない」「浮動票を集めればいい」という態度だ。国民新党との
約束を破って郵政法案の成立を見送ったのも、50万票という郵政票はもう必要ないと
判断したからだ。
「脱小沢」を鮮明にするために、「子ども手当」や「高速道路の無料化」といった小鳩
時代のマニフェストも片っ端から修正するつもりらしい。小沢前幹事長が反対していた
消費税アップも打ち出すという。
民主党は「脱小沢」を強硬に進めているが、世論に迎合することが政治なのか。果た
して、気まぐれな世論がどう答えを出すか。
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