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「マイクロバブル」と呼ばれる微細な気泡に動物の学習能力を向上させる
効果があることを名古屋市立大大学院医学研究科の岡嶋研二教授、原田直明准教授らの
研究グループがマウスの実験で突き止めた。給湯器メーカー「ノーリツ」との共同研究。
パリで23日に始まる国際医学水気候学会で発表する。
グループは泡を発生させた40度の湯と、泡のない同じ温度の湯を用意。
マウスをそれぞれ10分間入れ、その後5日間、水の張ったプールにマウスを入れ、台に上がるまでの時間を計測した。
4日目に、泡のない湯に入れたマウスは、台に到達するのに55秒かかったが、
泡の湯に入れたマウスは38秒と3分の2に。5日目は42秒に対し21秒と、差が広がった。
泡につかった方が早く台の位置を覚えたことになる。
泡につかったマウスの脳を調べると、記憶や学習と関係する「海馬」で、
神経細胞の機能を高めたり再生させたりするペプチドが増えたことが判明。
グループは、泡が皮膚の知覚神経を刺激し、それが脳に伝わってペプチドを増やしたことで、学習能力が増したと結論づけた。
マイクロバブルは直径が1000分の1ミリ以下の泡。皮膚に当たると
血流を増やし体を温めたり、池の水を浄化したりする作用があることが分かっている。
浴槽で発生させる装置が市販されており、岡嶋教授は「認知症の予防や学生の
学習能力向上に応用できる可能性が高い」と話している。
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