10/06/11 15:08:40.17 0
・菅首相は11日、初の所信表明演説で、国民の信頼回復こそ、自らに課せられた
「最大の責務」だと訴えた。
鳩山前首相が好んだ「友愛」「いのちを守る」といった情緒的な表現を排し、「強い経済、
強い財政、強い社会保障」など平易な言葉遣いで新内閣の再出発を誓った。
「菅カラー」が発揮されたのが、「税制の抜本改革」への着手を宣言し、超党派の
「財政健全化検討会議」の設置を訴えた部分だ。子ども手当など、ばらまき的色彩の
強い政策にこだわった前政権からの方針転換は、信頼回復に向けた第一歩といえるだろう。
ただ、消費税率引き上げには言及しなかった。
残念なのは、「政治とカネ」の問題に新内閣がどう対処するのかについて、全く説明しようと
しないことだ。首相は、鳩山氏と民主党の小沢前幹事長の辞任で「けじめ」がついたと言うが、
顔ぶれが変われば「政治とカネ」の問題も解消するとの主張は、閣僚に事務所経費問題が
持ち上がったことで、もろくも崩れた。
首相は演説の締めくくりで「是非とも私を信頼していただきたい」と呼びかける。だが、前政権の
十分な総括もないまま、鳩山氏のように「トラスト・ミー(私を信じて)」と訴えているだけならば、
新内閣に寄せる国民の期待が長続きすることはないだろう。
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・将来的には東アジア共同体を構想していきます。中国とは戦略的互恵関係を深めます。
韓国とは未来志向のパートナーシップを構築します。日露関係については、政治と経済を
車の両輪として進めつつ、最大の懸案である北方領土問題を解決して平和条約を締結
すべく、精力的に取り組みます。ASEAN諸国やインド等との連携は、これを、さらに
充実させます。今年開催されるAPECにおいては、議長として積極的な役割を果たします。
EPA・広域経済連携については、国内制度改革と一体的に推進していきます。
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・私の内閣が果たすべき使命は、20年近く続く閉塞状況を打ち破り、元気な日本を復活
させることです。(抜粋)
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