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国頭】1日に開所した国頭村立東部へき地診療所の中路(なかじ)丈夫医師(65)が、村との
雇用契約が結ばれていないことを理由に実家のある熊本県に帰省し、診療所に医師不在の
状態が続いていることが9日、分かった。中路医師は1日から診療を開始したが、5日に帰省。
医師は取材に対し、「再三にわたり要求していた雇用契約が結ばれず、身分が保障されない
状態が続いた。村への不信感がある」と述べた。
9日開かれた村議会6月定例会で、議員の質問に対し、宮城馨村長が10日に熊本へ行き、
同医師と会うことを明らかにしたが、問題の経緯について具体的な説明はなかった。
宮城村長は取材に対し、「対応の遅れがあり、調整不足だった。診療所に戻ってもらえるよう
誠意をもって話し合いたい」と述べた。村側は村営診療所の開設に向けて十分なノウハウがなく、
設備の遅れなどがあったとしている。
中路医師は、診療所に戻る可能性について「村とやっていけるかどうかは分からないが、
地域住民に申し訳なく、結論は出しかねている」と話した。
村は県立安田診療所の休止後、村営による再開を目指し医師探しを続けていたが、中路医師の
着任が決まり、今月から3年2カ月ぶりに診療を再開していた。
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