10/06/10 17:49:08.63 0
・《懲役2年の求刑を受けた後、裁判長に促され証言台の前に立ったピーター・ジェームス・
ベスーン被告(45)。ゆっくりと日本語で、手にした書面を読み上げ始めた。英語なまりが
強く残った片言の日本語だが、声は高く、はっきりと聞き取れる》
被告「私が日本の皆さんに理解していただきたいことを2つ述べたいと思います。私が
抗議活動に参加した理由ですが、日本の違法な捕鯨活動を抗議しようとしたのであり、
乗組員にけがをさせようとする意図はありませんでした」
被告「私は、日本には日本の、ニュージーランドにはニュージーランドの法律があり、捕鯨に
対する考えが違うのも理解しています」
「しかし、日本の調査捕鯨は実際は『商業捕鯨』であり、違法であるのに加えて、とても残酷です。
クジラは錨を撃ち込まれて血を流しながら死にます。そしてすぐに解体され、食用に加工されます。
日本では高タンパク食品として取引されています」
「そのような捕鯨活動は、商業捕鯨と変わりません。日本は調査捕鯨の名目で1万頭(のクジラ)を
捕ってきました。これほど多いのは日本だけです。国際捕鯨委員会(IWC)も批判しています」
《日本の調査捕鯨は国際取締条約で認められた合法行為で、IWCも容認している。調査のために
捕獲されたクジラを、調査後に食用に加工することも合法行為だ。しかし、ベスーン被告は、
こうした点にはまったく触れず、日本の調査捕鯨に対する一方的な批判を展開していく。
ベスーン被告はかん高い声で、書面の読み上げを続けていく。ときおり証言台の側を歩き
回りながら裁判長の方を向いたり、弁護側の方を見たりしている》
被告「南極海は、私たちニュージーランド人にとってとても身近な海です。そこで違法な
捕鯨活動をするのはとても攻撃的なことです。私は違法な捕鯨活動をやめさせようとして
抗議活動をしました」(>>2-10につづく)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)