10/06/10 12:16:35.19 0
・自民党は目の色を変えて今回の代表交代劇を批判している。谷垣禎一総裁が「選挙前に
表紙を変えるのは古い手法だ」と言えば、石破政調会長も「表紙を変えただけだ」と援護。
衆院の早期解散を要求している。
小泉政権以降、安倍・福田・麻生と3代続けて表紙を変えた政党がよく言ったものだが、
谷垣自民党がこんなに必死なのは、政党支持率がちっとも上向かないからだ。
それどころか、7日のNHK世論調査は先月より1ポイント減の17.0%、ANNの世論調査も
4ポイント減と下落の一途。党内の混乱はヒドい。
政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「自民党内では、鳩山首相のまま参院選に突入すれば民主党政権は自滅する、という
楽観論も多くありました。普天間問題と政治とカネで攻めれば大丈夫だという考えです。
ところが、矛先を向けてきた2人が辞めてしまったから、状況が一変した。以前から党の
改革を口にしていた議員らは『それ見たことか!』と怒り心頭です。ただ、今さら改革しようにも、
執行部批判をしていた河野太郎氏は幹事長代理になって何も言わなくなってしまっている。
打つ手はありません」
困った谷垣総裁は材料を必死に探したのだろう。菅政権の顔ぶれについて、「今まで以上に
左翼的だ」なんて苦しい批判をしている。このままでは、参院選の結果は火を見るよりも明らかだ。
「首相が交代しなければ自民党は45議席くらいは取れたかもしれないが、いまや35議席が
やっとでしょう」(有馬晴海氏=前出)
自民党もなりふり構わず表紙を変えたいところだろうが、舛添や与謝野が去って“顔”もいない。
やはり滅びゆく政党だ。
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