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★「国債を持てる男子は女性にモテる」-財務省が婚活男子向け広告
6月9日(ブルームバーグ):
日本の財務省の広告によると、日本人女性が結婚相手に求めているのは国債で資産運用している男性だそうだ。
財務省は先週、個人向け国債の新商品として3年満期の固定金利型国債「固定3」の募集を開始。
フリーペーパーに「国債を持てる男子は、女性にモテル!!・・・か!?」と題した大型広告を掲載した。
広告には5人の妙齢の女性が登場、その中の1人(27歳)は「未来の旦那様はお金に真面目な人がいい!
遊び人はNGです」と語っている。
財務省がこうした広告を出したのは、国の借金が過去最高になり、国債の供給が需要を上回ろうとする中、
国民に国債購入を訴えるためだ。菅直人新首相は8日の就任会見で、新規国債発行額を44.3兆円以下に
抑制しても直ちに財政再建できるわけではないとの見解を示した。
今回の広告は「婚活男子」をターゲットにしているが、昨年8月に始まった退職者をターゲットにした
キャンペーンでは、NHKの元アナウンサー久保純子さんを起用し、タクシーの後部座席に広告を載せていた。
その前のキャンペーンでは2003年の映画「ラスト・サムライ」にトム・クルーズと共演した女優、小雪さんを起用していた。
ソシエテ・ジェネラルのシニア金利ストラテジスト、クリスティアン・カリーヨ氏は、今回のキャンペーンについて、
「破れかぶれという感じだ」と述べ、「個人投資家を引き付ける戦略になるとは思えない」との見方を示した。
広告によると、個人向け国債は身近な金融機関や郵便局で1万円から購入できる。財務省は02年の国債の
キャンペーンでは、歌舞伎俳優の松本幸四郎さんやモデルの藤原紀香さんを起用していた。
財務省によると、09年度末の国の債務残高は、国債や借入金、政府短期証券を合わせて882兆9235億円と
過去最大に上った。8日に同省が実施した30年利付国債の入札では、応札倍率は2.25倍と、04年4月以来の
低水準となった。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)