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最近、テレビで見る機会がぐっと増えているのが、フリージャーナリストの池上彰氏。
毎週水曜日に放送している『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』
(テレビ朝日)は、5月中の平均視聴率が19%近くになるなど好調で、
鳩山首相が辞意を表明した6月2日には緊急生放送で対応した。
池上氏の著書『伝える力』『知らないと恥をかく 世界の大問題』なども、
書籍売れ行きランキングの上位に顔を出している。
人気の理由は、なんといってもニュース解説の“わかりやすさ”。
「どんなに難しい時事問題でもニュースでも、魔法のようにわかりやすく簡単に
説明できてしまう」「ホントに勉強になります」など、ブロガーの間でも支持する声は多い。
穏やかな語り口も「スーッと頭に入ってくる」と好評で、「こんな人が先生だったら
授業が楽しい」といった声も。
チェインギャングは歌いだす』のブロガーは、有権者がもっと賢くなる上で
「教育は重要だし、人々に情報を伝えるメディアの役割、責任も大きい」と考え、
池上氏を「ソフトに見えるけどそういう意味で非常に重要な存在」と評価する。
そして「知識人と呼ばれる人は自己の主張を繰り広げる前に、
難しいことをわかりやすく伝える、『良き媒介者』であるべきだと思う」とつづっている。
一方、「政治や外交など裏表のある事柄を、そんなに単純化しちゃっていいのか」と、
“わかりやすさ”を懸念する声もある。池上氏の解説も「ひとつの見方であって、
当然ながら別の見方もある」というわけだ。
テレビ各局は、毎日ニュース番組にかなりの時間を割いている。
それでも視聴者の知りたい“本当のところ”がなかなか伝わらないことが、
池上氏人気につながっているのではないだろうか。
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