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・民主党の細野豪志幹事長代理は9日午前、党本部で記者団に対し、荒井聡国家戦略担当相の
政治団体「荒井さとし政治活動後援会」が、都内のマンションの知人宅を実態のない事務所として
総務省に届け、政治資金収支報告書に平成15年から6年間で、約4222万円の事務所費を
架空計上していたとの一部報道について否定した。
疑惑を報じられた荒井氏本人の事務所は同日朝の段階で、記者への説明を避けている。説明責任の
重要性を強調し、「クリーンな政治を追求」(菅直人首相)するとした菅内閣は、発足2日目にして
早くもつまずきを見せた。
閣僚の政治資金をめぐる疑惑の説明を党側の幹部が行うのは異例だ。細野氏は9日午前、急遽、
記者団を党本部に集めて荒井氏の問題の釈明を行った。
細野氏は、「事実と異なる記事だ。違法性はない。政治資金収支報告書の記載はすべて正しく、
費用が適切に計上されている」と語った。
同時に一報を伝えた読売新聞に対しては、「事実関係をきちんと報道されることをお願いする」と
述べるにとどめ、訂正を求めなかった。
荒井氏本人や事務所、政府側が対応しないことについて細野氏は「荒井議員は入閣直後で
多忙だ。私が党を代表して話す」と釈明した。荒井氏自身が記者会見を開いて説明すべきだとの
記者団の指摘に対しては、「私の説明で足りていると思う」と反論した。
「『政治とカネ』に対する厳格な姿勢」を強調して菅首相が登場したばかり。荒井氏はその
菅氏の側近中の側近にもかかわらず、同氏の事務所は9日午前の段階で「本人は多忙なので、
党が説明する」と、説明責任の履行を拒否している。
荒井氏は9日未明、就任後の記者会見で「政治とカネの問題はこの内閣にとってきわめて大事な
要点だ。クリーンであることの意味は、公開性の原則が貫かれているかどうかだ」と答えていた。
菅首相も9日朝、「さっそく政治とカネの問題が出たが、(荒井氏に)説明は求めるのか」との
記者団の問いかけに、「おはよう」とだけ述べ、肝心の疑惑にはだんまりを決め込んだ。(抜粋)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)