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ニセ医師事件女性釈放 地検、理由示す必要
県立宮古病院に循環器科医師と偽って勤務しようとして逮捕された女性(44)について、盛岡地検が
8日下した判断は処分保留による釈放だった。釈放後に起訴となる例はほとんどなく、事実上の
不起訴処分とみる関係者は多い。
驚いたのは地検が処分保留の理由を一切説明せず、コメントだけを発表するという異例の対応だった。
発表時間には、地検の担当幹部がすでに全員退庁しており、取材には応じたくない姿勢にも見えた。
女性は5月8日、宮古署に医師法違反(名称の使用制限)の疑いで逮捕され、いったん処分保留となった
同19日、医師法よりも刑罰が重い公印偽造容疑で再逮捕されていた。複数の捜査関係者によると、
再逮捕を主導したのは地検側で、「必ず起訴に持ち込む」と県警に伝えていたとされる。
再逮捕で女性の拘置期間は約1か月に及んだ。さらに、医師不足に悩む県内で起きた事件への県民の
関心は強い。地検には判断理由を県民に示す必要があるのではないか。(中島幸平)
(2010年6月9日 読売新聞)
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