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★ツートップ辞任で、もう問題も責任もないのですか (2010年06月08日)
2日水曜日、鳩山由紀夫さんが急きょ辞任表明、そして小沢幹事長を道連れに、
その後の騒動ぶりはどうでしょう。メディアはこの話でもちきり、次の首相は、
人事は、組閣は、反小沢か親小沢か、民主党劇場の1週間でした。
他のことはすっ飛んでしまい、18%か19%だった内閣支持率が、代表が替わった
途端に58%とか、日本人っていったいどうなってるんでしょう、ツートップが辞めりゃ、
頭をすげ替えれば、民主党はもう問題ないとでもいうのでしょうか。
小沢さんのやりたい放題を黙って見ていた、鳩山さんの迷走ぶりをどうにもできなかった、
そんな民主党の議員や党員の人たち全員が、責任ない、関係ない、ということなのでしょうか。
菅さん、普天間問題で鳩山さんは間違いなく失敗するだろうからって、普天間は私とは関係
ありません、としゃぁしゃぁと言ってたこと、副総理でありながら、責任ないんですかね。
そんな菅さんに期待度50何パーセントだなんて、こういうことが国を滅ぼすんです。
この8ヵ月半にわたる鳩山政権の迷走ぶりで、民主党の本質を多くの有権者が見抜きつつあると
思っていた矢先のこの劇場、テレビ、新聞全てがこの話でもちきりになると、有権者がこれに
乗ってしまう、すぐに支持率が盛り返す、そんな状況を目の当たりにすると、残念でなりません。
なんか救いがないような気がします。こんな劇場型、パフォーマンス型の政治が受けるということ、
それは民主主義の退廃だと思わざるを得ないのです。
新内閣誕生で支持率がぶり返したところでの参議院選、郵政問題でまた強行採決の気配、
そんなことを国民は認めるのでしょうか。わたくしにはとても理解できません。 (後略)
金美齢コラム
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