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経済産業省は8日、アニメやファッション、日本食など日本初の文化・産業を海外に発信する
「クール・ジャパン室」を新設したと発表した。今夏にも有識者と関係省庁による戦略会議を立ち上げ、
市場開拓や人材育成について、横断的な支援策を実施する。
同室は、これまで経産省内の関係部署が個別に立案してきたクールジャパン振興策を一本化すのが狙い。
戦略会議を通じて、日本食の海外発信に力を入れる農水省や外国人観光客招致に取り組む観光庁、
情報発信源である東京都など関係省庁や自治体との連携を図るほか、大学と連携したクリエーターの
育成や内外でのイベント開催などを行う方針だ。
具体的にはアニメやマンガなどの祭典「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」や
「東京発 日本ファッション・ウイーク」といったイベントを10月に同時開催するよう働きかける。
また、海外への発信を強化し、日本を「クリエーションのハブ(拠点)」として周知し、
海外からも優れた人材を集めたい考えだ。
このほか、アジアの新興国で市場調査を行うほか、中国をはじめとした重点地域には拠点事務所も設けて、
進出を考える日本企業を支援する。
クールジャパン振興策は、政府が近くまとめる新成長戦略の重点施策として盛り込まれる見通し。
経産省では、アニメやマンガなどのコンテンツ産業を2020年までに現在の15兆円から20兆円まで
拡大させ、5万人の新規雇用を創出する目標を掲げている。
[産経新聞]2010.6.8 14:36
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