10/06/11 19:06:35.18 5WggFlSP0
小泉改革また崩壊 木村会長辞任で日本振興銀行“迷走”
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
> 小泉改革がまたも行き詰まりかけている。郵政民営化が大きく方向転換するのに続き、
>金融改革のモデル銀行だった日本振興銀行(東京、西野達也社長)も2010年3月期に
>51億円の最終赤字に転落し、創業に携わった小泉純一郎政権の知恵袋、木村剛氏(48)が
>会長を辞任。鳴り物入りで登場した振興銀は迷走を続けている。
> 小泉・竹中平蔵コンビは2002年以降、金融機関が抱える不良債権の抜本処理に着手。
>「竹中プラン」と呼ばれる処理スキームづくりを担当したのが、日銀出身の木村剛氏だった。
> プランでは、大手銀行に不良債権比率の半減というきついノルマを課す一方、これにより
>中小企業への貸し渋りや貸しはがし圧力が強まることも想定し、中小企業向けの貸し出しに
>応える銀行の参入を容易にした。
> その実験台となったのが振興銀である。銀行の設立には金融庁の認可が必要。振興銀には
>異例のスピードで認可がおり、こうした動きを批判的にみる向きも多かった。
> 「木村氏は金融機関を顧客としたコンサルティング会社の社長。なのに小泉政権下では、
>金融ルールを作る側に入った。さらに金融庁顧問の立場にありながら、振興銀構想を発表。
>振興銀を設立するや、木村氏は筆頭株主として経営に参加し、みずから社長(のちに会長)に
>就任した。利益相反のそしりは免れない」(金融関係者)
> 政府中枢に入り込んで新銀行誕生を後押しした木村氏が、振興銀オーナーの座にちゃっかり
>収まる。これ以上の出来レースはなかった。
> しかし、04年4月に開業したときには貸し渋りは去っていて、振興銀は鳴かず飛ばずの低空飛行が続いた。