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2010/06/24 17:53 KST
「羅老号」墜落、爆発前に機器から「特異な振動値」
【大田24日聯合ニュース】
10日に打ち上げられた韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)号」(KSLVー1)が飛行中に爆発、
墜落したことと関連し、韓国航空宇宙研究院の趙光来(チョ・クァンレ)発射体研究本部長は24日、
「爆発前の136秒区間で加速度計や圧力センサーなどから特異な振動値が計測された」と明らかにした。
大田・大徳研究開発特区支援本部で行った懇談会で述べたもの。この事実は共同開発国・ロシアに通知済みで、
同国も同意しているという。
趙本部長は「こうした現象は起きてはならないが、原因がわからない」と説明した。
懇談会での説明によると、136秒区間は韓国が開発を主導した上段ロケットの作動区間ではない。上段の計測機器は、
電源が供給された状態で215秒ごろノーズフェアリングが分離されるまで待機する区間だ。
韓国の製作した機器が作動する区間ではないため、特異事項はあり得ないという。
航空宇宙研はまた、2段目キックモーター(固体燃料エンジン)の点火または爆発はなかったとみられ、
一部で提起されているノーズフェアリングの早期分離や2段目早期分離もなかったとした。
当時1段目エンジン推進機関に対する問題提起があったが、136秒まで事前に設計した値と正確に一致することを
確認したと説明した。
打ち上げを急いだのでは、との質問に対しては、管理の面ではより慎重を期すべきだとする意見があったが、
技術者らは延期する理由がないと判断したと答えた。
決して急いだわけではなく、飛行試験委員会でも技術的に打ち上げても問題ないとの決定を下していたと強調した。
また、打ち上げに問題が生じた際には無償で1回再打ち上げをするというロシアとの契約条項は前例のないもので、
韓国には有利だと説明した。
3回目の打ち上げは検証衛星にするのか、新しい衛星にするのかにより、時期が異なってくるとした。
ロケットはほぼ予備品があり、大きな費用も時間もかからないが、設計からやり直すと相当な時間がかかると見込んでいる。
「羅老号」打ち上げのようす=(聯合ニュース)
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