10/06/23 09:05:06
世界の関心が集まっているサッカーのワールドカップ大会。
ファンらは自国代表チームの成績によって悲喜こもごもである。
同時に色々なうわさが取りざたされがちだ。
特に今回の南アフリカ大会は、かつてとは違って、さまざまなうわさが飛び交っている。
ネット上の掲示板などに比べ、拡散スピードの速いツイッターが普及しているからだ。
結果が悪ければ、さまざまなうわさが取りざたされ、とりわけ、悪いうわさはより早いテンポで広まるのがおちだ。
韓国は17日、予選リーグの対アルゼンチン戦で1-4で惨敗すると、
許丁戊(ホ・ジョンム)監督の選手起用を巡る批判がネット上で熱く飛び交った。
批判の的となったのは、「コネサッカー」を巡る議論。
ネットユーザーらは12日のギリシャ戦でチャ・ドゥリのポストだった右DFに、
呉範錫(オ・ボムソク)が出場したことについて、「許監督は、サッカー協会でのコネのため、呉範錫を出場させた」と批判した。
呉範錫は、アルゼンチン戦の前半で、フリーキックによって決められた2ゴールの原因となった反則を行うなど、プレーが振るわなかった。
呉範錫の父親である呉セグォン氏は、選手出身で現在、大韓サッカー協会・賞罰委員会委員であり、
実業連盟・ナショナルリーグの理事を引き受けている。
長い間、サッカー業界に関わってきた呉氏は、許監督とは延世(ヨンセ)大学の同門でもある。
ネットユーザーらの中には、許監督が、チャ・ドゥリの父親である
車範根(チャ・ボムグン)SBS解説委員との長期間に渡るトラブルのせいで、チャ・ドゥリを起用しなかったという主張もある。
しかし、それを巡る反論も少なくない。多くのネットユーザーらは、
「ワールドカップの決勝トーナメント進出は、監督にとっては掛け替えのない光栄なのに、コネに拘るなんて、話にならない」と反論した。
?範錫は、ピム・ファーベーク監督時代からの主力選手で、ワールドカップ開幕前に、
対アルゼンチン戦を想定して行ったスペインとの強化試合では、先発出場し、合格点がつけられたため、
対アルゼンチン戦に起用されたのだという見方もある。
「呉範錫のプレーが振るわなかったため、結果的に選手起用が間違ったとは言えるかもしれない。
しかし、元々ワールドカップの時期ともなると、多くの人々は韓国サッカーの専門家でもなったかのように振舞い、
余りにも簡単にうわさを信じるのが問題だ」という問題提起も多かった。
アルゼンチン戦の敗北を巡り、フース・ヒディンク元韓国代表監督が、苦言を呈したといううわさも、ネット上を騒がせたデマだ。
ヒディンクが、オランダのサッカー専門誌「フットボールインターナショナル」とのインタビューで、
「韓国はサッカーではなく野球をした」、「対ギリシャ戦の勝利後、コーチ陣は選手らに対し、果たして何をしたのか」などの毒舌を放ったという。
しかし、これは国内ネットユーザーらによるでっち上げだったことが明らかになった。
ヒディンクはそのようなインタビューに応じたことがなく、一部のポータルサイトは、
ネットユーザーがでっち上げたヒディンクの発言を、そのまま伝えた。
ソース 東亜日報 JUNE 23, 2010 03:06
URLリンク(japan.donga.com)
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