10/06/22 21:40:23
福岡、熊本両県警などは22日、パワーショベルを中国に不正輸出したとして、
熊本県八代市北原町、貿易会社「西武興産」社長、堤広満(63)、
福岡市中央区今泉1、同「アライバル」社長、杵鞭(きねむち)正和(37)両容疑者を
関税法違反(虚偽申告輸出)、外為法違反(無許可輸出)容疑で逮捕した。
パワーショベルは、大量破壊兵器などに転用可能な製品の輸出を禁じる
「キャッチオール規制」の対象品で中国への輸出には国の許可が必要。
県警は、中国を経由して北朝鮮に送られ、軍事施設の建設などに使われる可能性があったとみている。
発表によると、堤、杵鞭両容疑者はパワーショベルを中国・大連に不正に輸出しようと計画。
昨年4月2日、経済産業相の許可が不要な品物とする虚偽の輸出申告書を
門司税関博多税関支署に提出し、福岡市東区の博多港から中古パワーショベル1台
(12トン、約130万円)を中国に不正に輸出した疑い。
堤容疑者は「中国向けだったので、許可はいらないと思っていた」、
杵鞭容疑者は「輸出はしていない」と否認しているという。
ソース (2010年6月22日 読売新聞)
URLリンク(kyushu.yomiuri.co.jp)
(一部抜粋)
警察への取材で、去年3月、堤容疑者らが大量破壊兵器に転用可能なショベルカーを、
中国の北朝鮮系の貿易会社「大連グローバル」を経由して北朝鮮の秘密警察直轄の
「シヌン貿易」に輸出しようとしていたことが新たにわかった。
ソース 日テレ24ニュース < 2010年6月22日 14:02 >
URLリンク(news24.jp)