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サッカーのワールドカップ(W杯)で、日本代表は日本時間の25日未明、
1次リーグ突破をかけたデンマークとの直接対決に臨む。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング36位の同国は、九州とほぼ同じ大きさの小国ながら、
サッカーは草の根レベルから盛んで実力も高い。同国のサッカー事情をのぞいてみると
“ライバルの素顔”がかいま見える。
「カム・サ(どうした)!」。緑のグラウンドに、指導者の厳しい声が響いた。
デンマーク中部・ノアフュン市のサッカー場。成人サッカークラブ「オレSGF」の練習風景だ。
サッカーは同国でもっとも盛んなスポーツだが、日本のような学校の部活動はなく、
みな地域のクラブチームに所属する。クラブ数は実に2400、総競技人口は50万人を超える。
人口約3万人のノアフュン市にも計15チームがあり、それぞれ専用のサッカー場を持つ。
チームは小学生から成人まで年齢別、男女とさまざまな形で構成され、毎年各地域で
それぞれのリーグ戦が開かれる。
「小国でもサッカーが強い理由の一つは、幅広く、厚い競技者層が支えているからだよ」。
オレSGFのミケル・ヨートホルム監督(40)は胸を張る。
クラブチームと同様に、国内のプロリーグも層が厚い。日本のJ1に相当するトップリーグ
「スーペルリーガ」には、12チームが所属。その下に、1~3次のリーグが存在する。
1次リーグは16チーム、東西に分かれる2次リーグは計32チーム、
「デンマークシリーズ」と呼ばれる3次リーグは3グループ計42チームで構成。
リーグ間で毎年入れ替え戦があり、激しくしのぎを削っている。
(続く)
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