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「独特ではあるが、面白い振る舞いを見せ、南アフリカの人たちから肯定的な
評価を得ている」
これはAP通信が20日に報じた、サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ
大会の北朝鮮代表チームの近況だ。世界で最も閉ざされた国である北朝鮮
の選手たちは、ロボットのような動きを見せるだろう、という固定観念に反し、
テレビカメラの前にも進んで出てきて、現地の人々と交流するなど、予想外の
行動を取っている。
AP通信は、「北朝鮮の選手たちは、競技場の外で、現地人たちに向かって
笑みを浮かべながら手を振るなど、活気に満ちた姿を見せている」と報じた。
ほかの国とは違い、首都プレトリアのフィットネスクラブで筋力トレーニングに
励む選手たちは、現地の人々とあいさつを交わし、写真撮影に応じ、シャツに
サインをしているという。フィットネスクラブの従業員は、「北朝鮮の選手たちと
握手した。こんな機会はめったにない」と話した。
今月12日には、トレーニングを終えた後、ヨハネスブルク市内の動物園を
訪れ、ワニやライオン、ホッキョクグマなどを見て回った。動物園の職員レター
・マドララさんは、「選手たちは余裕のある表情を見せ、『北朝鮮には動物園が
ほとんどない』と話していた」と語った。
だが、AP通信によると、北朝鮮代表の選手たちはホテルに帰った後、厳重な
管理下に置かれるという。日本で生まれ育った鄭大世(チョン・テセ)=川崎=
と安英学(アン・ヨンハク)=大宮=だけがインターネットを使うことができ、
ほかの選手たちは外部との接触が厳しく制限されているとのことだ。
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