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世界最大の総合格闘技イベント「UFC116」(日本時間7月4日、米国ネバダ州ラスベガス)での
ヴァンダレイ・シウバ戦まで2週間を切った秋山成勲が21日、拠点とする都内・秋山道場で
公開練習を行った。
指定された開始時間に道場を訪れると、秋山はすでに練習の真っ只中。パンチミットをつけた
トレーナーが手加減なしで飛ばしてくるフックをブロックすると、右インローもしくは打ち返しの
フック・ストレートを見舞っていく。
秋山はバックステップも素早く、重心を崩すことなく使いこなし、トレーナーのフックに空を切らす。
そしてすぐさま内股へキレのある右ローキック。
その動きはヴァンダレイが嵐のように見舞ってくるフックを正確にアームブロックしてからの打ち返し、
あるいは攻撃力の源となる突進力を減じさせるためのインローと、すでにシウバ対策がかなりの
レベルで完成されているのを感じさせた。
「怪我もなく順調に来ています。練習は多い時で日に3回、少なくとも2回でやってます。
フィジカルトレーニングを多くして、特に体幹や下半身を鍛えてきました」と秋山。
体幹と下半身の強化については特別なシウバ対策ではなく「自分に足りないと思ったから」との
ことだが、これまで行っていなかったスクワットとデッドリフトを取り入れたことで通常体重も増加。
この日も以前に増して体が大きくなっているのを感じさせたが、スピードの衰えは見られなかった。
シウバの弱点に関しては「タックルの防御が他の選手に比べると、そこまで100%じゃない」と答え、
それでは寝技を狙うのかと質問が飛ぶと、「グラウンドからの逃げ方・立ち方も上手だし、
一本は理想だけどこだわっていない」と返答。
この日公開した練習は打撃だけのものだったが、入念にパターン練習を繰り返した様からも、
打撃勝負を想定していることがうかがわれた。