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俊輔、2度目W杯は“不完全燃焼”の26分
<オランダ・日本>後半、途中出場した中村だが…見せ場はつくれず
【W杯1次リーグE組 日本0―1オランダ】
MF中村の2度目のW杯は不完全燃焼の幕開けとなった。
0―1の後半19分、疲れの見え始めた松井と代わって今大会初出場。
岡田監督からは「前線でのタメとセットプレーを期待」されてピッチへ送り出されたが、
セットプレーは後半24分の右CK1回のみ。最後まで好機は演出できなかった。
「0―2にされたくないけど、でも攻めたい。(あの状況での出場は)難しかった」
と悔しがったが、動きには物足りなさが残った。
後半33分には後方からのタックルでボールを奪われ、カウンターでピンチを招いた。
後半45分には、前線でロングボールを受けた闘莉王が胸で落としたパスに攻め上がって詰めるでもなく、
守備に備える消極的なプレー。これには闘莉王も怒りをあらわにした。
サッカー人生すべてを懸けて今大会に臨んでいた。
2月にはエスパニョールからJリーグに復帰。苦渋の決断も、すべてはW杯に万全で臨むためだった。
年齢的にも今回が最後のW杯となる可能性は高く、W杯後は代表引退も視野に入れ
「自らのサッカー人生の集大成」と位置づけて強い気持ちで臨んでいた。
それだけに、大会直前に左足首痛が再発しても、必死に調整を続けてきた。
06年W杯ドイツ大会では主力組と控え組の意識に温度差が生じて、チームがまとまりを欠いた。
だからこそ、先発の座を失っても「絶対に自分の出番が来る」と強い気持ちで出番を待っていた。
32歳の誕生日でもある24日のデンマーク戦もベンチスタートが濃厚。
「前線へ(ボールを)上げるだけだとはじき出される。だから、小技も必要になる」と課題を口にしつつも
「勝たなきゃいけないというプレッシャーは感じなくていい。カメルーン戦同様、守って速攻で良いと思う」と話した。
信頼を取り戻し切れなかった中村に、再び出番はあるのだろうか
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