10/06/20 07:01:33 r2WY5XPt0
初登場、流れ変えられず=気持ち切り替える中村俊〔W杯〕6月20日 0時52分配信(時事通信)
日本をずっと支えてきた司令塔が今大会、初めてピッチに立った。後半19分に松井に代わって投入された中村俊は「0―1で攻めないといけないけど、0―2、0―3にされては意味がない。難しかった」と振り返った。
25分には右CKをけり、36分には長友にスルーパスを送ったものの、試合勘が狂っていたのか、いまひとつタイミングが合わない。それでも、徐々に試合を組み立て、終盤には岡崎がゴール前で相手GKと1対1になるこの日最大のチャンスも生まれた。
今大会は厳しい立場に置かれた。チームが中盤の守備に人数を割き、堅守速攻を目指す中で、慣れ親しんできた居場所をなくした。初戦のカメルーン戦ではピッチに立つことができなかった。それでも、もどかしい思いを抱えながら、チームの攻撃強化に思いをはせた。
結局、追いつくことはできなかったが、手応えもあった。「下を向いている暇はない。(途中出場の3人で)仕事はできた。次も役割を全うしたい」。背番号 10を背負う31歳は、最後のデンマーク戦にすべての力を注ぎ込む構えだ。(ダーバン時事)