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19日の1次リーグ第2戦で日本と対戦するオランダ代表DFヨリス・マタイセン(30)=ハンブルガー
SV=が岡田監督の示唆したフルコートプレス作戦を冷笑し、挑発した。
昨年9月の親善試合ではオレンジ軍団を途中まで圧倒したが、「90分持つわけがない」とあっさり断言。
開幕2連勝での決勝トーナメント進出を固く誓った。
今大会優勝候補、オレンジ軍団の最終ラインを引き締める名手は、まるで鼻息荒い日本をいなす
かのようだった。
「9月の試合で日本のサッカーをほぼ完全に理解できた。いいチームであることは認めるが、
ハイプレッシャーを90分間かけ続けることは困難だろう。しかも、標高1400メートルで厳しい
試合をした後には無理だ。そもそも、我々はポゼッションに優れている。あの時は開幕直後で
我々のコンディションはベストでなかったけれど、本来的は誰もがプレスをかわす技術を持っている
からね」
19日のダーバン決戦を控え、ヨハネスブルク市内で“サムライ狩り”の準備を進めている
DFマタイセンは不敵な笑みを浮かべた。
カメルーン戦直後、日本代表の岡田監督は攻撃の起点となるマタイセンとハイティンガの両センター
バックに自由にパスを出させないようにオールコートプレスの導入構想を明かした。
9月5日のオランダ戦でも効果を発揮した戦略だったが、チーム全体の連動性とスタミナ、集中力は
試合終了まで持たず、終盤に怒とうの3失点を喫した。この試合後もマタイセンは「あのプレスは
90分間持つわけがない」と厳しく批評していたが、今回も挑発的だった。
猛プレスを生命線とする岡田監督に対し、マタイセンも信条を貫くつもりだ。
「攻撃的で美しいオランダサッカーを見せたい。ドイツや強豪国との違いを世界に見せつけよう。
次勝てば決勝トーナメント進出が決まる。勝ち点3を取りに行く」と断言。ファンマルバイク監督も
「美しい攻撃的なサッカーが私は好きだ。そして、勝つことが大前提だ。日本相手でも我々の
スタイルは変わらない」と同調する。必死のプレスなど歯牙にかけず、華麗に勝ち切る。
優勝候補にふさわしい覇気に満ちあふれている。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)