10/06/16 13:37:51.02 0
岡田武史監督(53)はW杯という大舞台で初めて本田1トップという布陣を敷いた。
失敗すれば批判にさらされたはずの作戦だが、トルシエ氏は指揮官の綿密な計画を見抜いた。
そして次戦オランダ戦での新たなる“奇策”を提言した。
本田は本来、アタッカーではない。カメルーン戦の4―3―2―1は実験的な布陣だった。
では岡田監督は何をしようとしたのか。カメルーン相手にいかに日本代表が力を発揮できるか、
相手との力関係を配慮した上でメンバーを組んだのだ。
強化試合を振り返ってもらいたい。善戦した5月30日のイングランド戦(●1―2)では
DF闘莉王の先制ゴールというアドバンテージを最後まで生かせなかった。
一方、6月4日のコートジボワール戦(●0―2)は守備の厳格さに欠けた。
強化試合から学んだことは守りの大切さだ。そこで岡田監督は、内容の良かった
イングランド戦をベースに攻撃の選手を1人、ベンチに下げる道を選択した。
FW岡崎慎司を下げ、松井を投入、そして中盤から本田を前に出す形となった。
中盤をより守備的にし、勝ち点3を勝ち獲ったのだ。
さて次戦は19日にオランダと対戦する。まず勝ち点3だけでは1次リーグを突破できない、
それは意識すべきだろう。そしてオランダは日本よりはるかに経験があり、
エベレストのような存在だ。勝つ確率は20%、ドローの確率が40%。
しかも勝つためには100%以上の力を出し切ることが必要で、そんな戦い方をすれば、
重要となる3戦目まで心身のスタミナが持たないだろう。
私ならキーマンとなる松井、大久保、長谷部、本田の4人を休ませ、
稲本、玉田、中村憲、岡崎を起用する。
(続く)
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