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朴智星の足が物語る
「韓国サッカーはもはやアジアのサッカーではない」
ギリシャ戦の後半7分。勝負を決める朴智星(パク・チソン)のゴールは、 韓国サッカーが
世界に向けて発した「宣言」にも等しかった。観客席に向かい、2本の腕を振り回しながら
歓喜の叫びを上げる朴智星のゴールパフォーマンスは、「韓国サッカーをこれ以上アジアの
中に閉じ込めておくな」という宣戦布告でもあった。朴智星がギリシャの長身DF二人を
引き連れてピッチを駆け上がり、ゴールネットを揺らしたとき、見守っていた韓国国民の
心臓の鼓動は最高潮に達した。
朴智星は誰が何と言おうと、韓国サッカーの中心だ。90分間猛烈にピッチを駆け回る
朴智星のプレーは、韓国サッカーに命を吹き込む「心臓」ともいえる。これまで韓国サッカーは、
強い精神力とロボットのような体力でW杯の舞台に挑戦してきた。額が裂け、頭から血を流す
太極戦士(韓国代表)の戦いぶりを見て、韓国国民は「闘士」とたたえてきたが、
結果はいつも、1次リーグ敗退だった。
そのため、韓国サッカーは「朴智星以前」と「朴智星以降」に分けられると言っても
過言ではない。韓国選手がテクニックの面でも世界に通じることを示したのが、
まさにこの日の朴智星のゴールだった。「朴智星が黄色のキャプテンマークを
腕に巻くようになってから、韓国代表の雰囲気が変わった」との声が聞かれるように
なって久しい。そう言われるのも、29歳の朴智星が、独自のリーダーシップでチームを
率いているためだ。
ギリシャ戦の最優秀選手に選ばれた朴智星は、「個人的な記録よりも、チームが
勝ったことの方がずっとうれしい」と語った。朴智星は、口ぐせのように「自分よりチーム」
と常に話している。この言葉が特に引き立つ理由は、実際に朴智星が、自身の技術向上に
没頭する利己的なスターとは全く異なるタイプだからだ。
(>>2以降に続く)
ソース:朝鮮日報(06/14 10:01)
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