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太極戦士(韓国代表)たちは強く、早く、そして90分間ひたすら動き回った。その前に、
2004年欧州選手権チャンピオンのギリシャはあわてふためいた。ギリシャ代表チームの監督は
「うちの選手たちはどこに立っているべきかも分からない状態だった」と告白せざるを得なかった。
太極戦士たちは堂々として、自信にあふれていた。その顔や動きに、大きな大会の初戦を
迎えたというプレッシャーは感じられなかった。前半7分、李正秀(イ・ジョンス)は奇誠庸(キ・ソンヨン)
のフリーキックを落ち着いてギリシャのゴールポストに押し込み、悠然とピッチを走った。
太極戦士たちは先制ゴールを守ろうと、全力を尽くした。そして後半、誰が何と言おうと
「アジア最高」の朴智星(パク・チソン)が、最高とはどんなことかを見せてくれた。
恐ろしいほどのスピードで30メートル以上走り、DF二人を抜いてゴールキーパーさえ
ピクリとも動けないほど鋭い左足シュートを決めた。
太極戦士たちが12日にサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で収めた1勝は、
体力も戦術も闘志も相手を上回る完ぺきな勝利だった。大韓民国のサッカーは、いつの間にか
あのように大きく成長していた。もはや、アジアでだけ大口をたたく「内弁慶」ではないことを世界に示した。
1986年のメキシコ大会からW杯本選7回連続進出という貫録と底力が光り輝いている。
韓国中が勝利の歓声に満ちあふれた。降り続く強い雨もその熱気をさますことはできなかった。
ソウル広場に5万人、コンベンションセンターの COEX前に5万5000人…ソウル市内だけで45カ所
に約20万人が集まった。釜山市内の海雲台海岸、光州ワールドカップスタジアム、蔚山市内の
太和江沿いまで、全国287カ所に市民約100万人近くが集まり、応援した様子はまさに祭りだった。
(>>2以降に続く)
ソース:朝鮮日報(06/14 09:01)
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