10/06/12 13:06:23.06 0
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
W杯4大会連続出場となる日本代表は、1998年フランス大会でも指揮を執った岡田監督の下、南アフリカ大会のグループリーグE組で、カメルーン、オランダ、デンマークと対戦する。
開幕前の強化試合で4連敗と、絶不調のまま大会を迎える日本。
「基本的な戦い方は変えない」と繰り返す岡田監督は、その言葉とは裏腹に、この1か月間、チームを全面改造した。初戦が14日に迫る中、改造が実を結ぶのか。
◆先発メンバー◆
岡田監督が「攻撃の中心」としてきたMF中村俊(横浜M)は、先月24日の韓国戦を最後に、3度の対外試合で先発を外れた。
昨年6月、アジア最終予選突破の立役者になって以来、ほぼ全試合で先発FWに入ってきた岡崎(清水)も、ジンバブエを招いた10日の練習試合はMFでの途中出場に甘んじた。
守備陣は、楢崎(名古屋)が第2GKに降格。不動の右サイドバックだった内田(鹿島)も控え扱いに。代わって、出場機会の少なかったGK川島(川崎)、
DF駒野(磐田)、MF阿部(浦和)らが先発の最右翼に浮上。中盤の両サイドは、松井(グルノーブル)と大久保(神戸)がレギュラーを手繰り寄せている。
◆フォーメーション◆
カメルーン戦は、4―5―1の布陣か。MF登録の本田(CSKAモスクワ)を1トップのFWに回す見通しだ。中盤はトップ下に選手を置かずにボランチを2人から3人に増員、
中央の阿部が最も下がりめの位置で構える。そのうえで、マンツーマン守備からゾーン守備に切り替えた。
◆方針転換◆
「世界を驚かす覚悟がある」「4強を目指す」を合言葉に、岡田ジャパンはボールを保持してパスを回す攻撃サッカーを志向してきた。
だが、監督は南ア入り後に「ここからの相手にゲームを支配しようなんて考えていない」と表明。練習も守備戦術の確認とセットプレーに多くの時間を割くようになった。
中村俊は「このメンバーと配置なら、守って速攻しか点は入らない」と分析するが、少人数で相手守備を崩す速攻の練習は、ほとんどやったことがない。