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11日開幕したサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会。4年に1度、世界が注目する
祭典だが、過去の大会に比べて県民の盛り上がりはいまひとつ。日本代表として活躍した
甲府市出身の中田英寿さんのような身近な選手がおらず、最近の岡田ジャパンの戦績が
振るわない状況も要因とみられる。自宅観戦派が多いためかテレビの売れ行きが好調な一方で、
ユニホームなどの関連グッズは不振が続く。観戦会の主催者も「前回大会より客の反応が鈍い」
と渋い表情で、日本代表の本番での快進撃に期待するしかないといったところだ。
「ヒデ(中田さん)がいなくなり、みんなで日本を応援しようというムードが周囲から感じられない」
と話すのは笛吹市の中川哲宏さん(33)。大月市の小池紘史さん(23)は、大会直前の試合で
勝利から遠ざかっている日本代表の戦いぶりに「目標の4強入りは厳しい状況。
もっと強いチームなら応援にも熱が入るのに…」とぼやく。
過去の大会では、弾丸ツアーなど強行日程でも現地で応援したいというサポーターが多かった。
南アフリカはツアー料金が高いことに加え、治安が悪く低調。ツアーを企画した大手旅行代理店
の県内窓口の担当者は「今回からインターネット受け付けができるようになったこともあるが、
問い合わせはまったくない」と打ち明ける。
自宅観戦に欠かせないテレビは、地上デジタル放送への移行が迫っていることもあり、売れている。
甲府市のコジマNEW甲府バイパス店によると、40型前後が人気で、売り上げは昨年同期の1・2倍。
ブルーレイディスクレコーダーとセットで購入したり、W杯全試合を放映するCSデジタル
「スカイパーフェクTV!」に加入したりするケースが多いという。
日本代表のユニホームなど応援グッズの売れ行きは芳しくない。500点の関連商品を扱っている
甲府市のスポーツ用品店「スポーツデポ甲府店」も苦戦し、11試合連続で勝ち点を挙げ好調の
サッカーJ2ヴァンフォーレ甲府の商品の方が売れる状況。店員からは「やっぱりチームが
強くないと駄目なのかもしれない」という声も聞こえてくる。
(>>2以降に続く)
ソース:山梨日日新聞(06/12)
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