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熱狂し強打「容認されない」 甲子園の観戦トラブル 大阪地裁判決
阪神甲子園球場で野球観戦中、興奮した男性にメガホンで頭を強打されて
後遺症が出たとして、女性が約1850万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が
11日、大阪地裁であった。窪田俊秀裁判官は「メガホンの硬い部分で頭部を
強打する行為は到底容認されない」として男性に約24万円の支払いを命じた。
判決によると、女性は平成16年4月、職場の同僚と取引先の従業員ら
計7~8人で野球観戦。被告の男性は取引先の従業員で、女性の一段上に
席を取っていた。
男性側は強打したことを否定した上で「誰彼なくメガホンでたたき合うことは
この種の応援の熱狂の中では通常起こりうるもので、女性も認容していた」
と主張。窪田裁判官はこの主張を退ける一方、「受傷後1カ月で治癒すると
推認される」として、女性が主張しためまいやしびれなどの後遺症との関係は
認めなかった。
ソース:MSN産経ニュース 2010.6.11 20:02
URLリンク(sankei.jp.msn.com)