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腰痛病院行きの長谷部に中村俊輔がダメ出し
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●戦線離脱なら大打撃
南アフリカ南部のリゾート、ジョージで合宿2日目(7日)の岡田日本にアクシデントが発生した。
MF長谷部誠(ボルフスブルク=ドイツ)が腰の痛みを訴え、練習中に病院送りとなったのである。
7日午後4時(日本時間午後11時)に練習が始まり、ピッチの6分の1ほどのエリアで2チームに分かれ、
素早いパス交換の練習中だった。長谷部がプレーを止め、腰に手を当てながらチームスタッフと何やら立ち話を始めた。
小休止の後、再びパス交換練習が始まると長谷部は早々に戦列を離れ、今度はスタッフと岡田監督で3者会談が始まり、
結局、長谷部は練習場を離れてジョージ市内の病院に直行した。
4日のコートジボワール戦に初めてトップ下で先発した長谷部は、相手のアタックを受けて腰を強打。痛みがずっと残っていた。
この日は練習で違和感がなかなか取れず、大事をとって練習を切り上げてジョージ市内の病院に向かったのだ。
練習後に岡田監督が「単なる打撲だと思うけど。深刻な状況じゃないと信じていますよ」とコメント。
長谷部といえば、岡田日本で数少ない「欧州の成功組」である。08―09年シーズンのドイツ1部制覇の原動力のひとりとなり、
今季もレギュラーとして活躍した。イタリアのFW森本(カターニア)、仏のMF松井(グルノーブル)は所属クラブでレギュラーとはいえず、
松井がプレーしたグルノーブルは来季、2部降格の憂き目に遭った。
「長谷部は、欧州主要リーグのレギュラーとしてチームメートから一目置かれている。ゲームキャプテンはこれまでDF中沢が務めていたが、
スイス合宿中の5月30日に対戦したイングランド戦で初めてキャプテンマークを左腕に巻いた。
このことはチームメートの誰もが納得の“岡ちゃん人事”だった。イングランド戦善戦の要因のひとつに長谷部主将効果があった」(現地記者)
その長谷部だが、実は腰痛よりも深刻でナーバスになっていることがあるともっぱら。
あるマスコミ関係者が「中村俊から“ダメ出し”されたのです」と続けてこう言う。
>>2以降に続く