08/03/25 00:29:05.91 MjfhIcEz
第50話「夢から醒めた少女」
天璋院が息を引き取った東京の屋敷ではお堂が爆発し
黒い1羽の蝶が金粉とともに現れる
そう篤姫の魂である
渡り鳥のツバメの背中に乗って遥か西南の薩摩をめざす
薩摩へつくと突然桜島が爆発し蝶は巻き込まれてしまう・・・
気がつくと浜辺に打ち寄せる波の音と懐かしい海のにおいがする
目を開けるとまばゆいくらいの太陽の陽射し
ここは!そう海の向こうに紛れもないあの山の姿が!
そう桜島を望む薩摩の磯の浜辺に倒れていたのだった
「大丈夫か?」聞き覚えのある若者の声
そうあの頃の尚五郎である
「そんなに涙を流してよほど悲しい夢をみていたんだな」
尚五郎の名を呼ぼうとするが涙で声にならない
「俺は肝付尚五郎だ。あやしい者ではない。お前の名は?」
すべてを悟ったおかつは満面の笑みで答える
「はじめまして。おかつと申します。」
その手には水色のお守りが握られていました