08/01/29 22:47:50.07 fjflGmO1
>>727
今川義元は晴信の父・信虎に続いて寅王丸を預かるが、利用価値があると寺にほったらかしにしていた。
孤独に修行に励む寅王丸に、マリ支店が友達だと称して近づく。
一方、越後では、守護代・長尾家が実権を握り、当主の弟・景虎が頭角を現しつつあった。
当主・晴景から景虎は家督を受け継ぎ、長尾家の家督争いは決着、しかし越後はまだ一国としては
まとまっていなかった。越後も駿河も手中に納めたい勘助は、将来の敵の内情を探るため、
越後に潜入。しかし景虎は根来衆を名乗った勘助と伝兵衛に鉄砲を百丁注文し、人質にとった
勘助を琵琶島城主・宇佐美定満に預ける。鉄砲百丁は届かず、勘助なしで砥石城攻めをした晴信は大敗。
「そなたの主はとうにそなたを見捨てておろう…」景虎の言葉にも「死して悔いなし」と勘助は
マリ支店の口づけを求める。しかしマリ支店はそれを拒み、鉄砲百丁は春日山城に届いたのであった。
勘助が甲斐に戻り、諏訪の由布姫を訪問したとき、晴信に新しい側室がいる事を知る。
嫉妬の炎を燃やす由布の命により勘助は於琴姫を斬りに行くが、彼女の天真爛漫さに毒気を抜かれ、
四郎の立場を尊重するようにと言い置いて立ち去る。
大人になった寅王丸をマリ支店が捕え、寿桂尼と平蔵を使って諏訪家に対する武田の仕打ち、
そしてそれに対する恨みの念を吹き込む。寅王丸は姉の由布が晴信の妾になったと知り、激しく動揺する。
寅王丸は平蔵と於琴姫に近寄るが、平蔵は伝兵衛を太吉につかまり、寅王丸は晴信に正体を見破られていた。
晴信は武田家をその目で見て判断してほしいと説得するが、後に引けない寅王丸は義信を刺そうとする。
義信を庇った萩乃が死に、寅王丸は閉じ込められた寺でマリ支店の口づけを受け、この世をさる。