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遠い地平線が消えて、ふかぶかとした妻女山の闇に心を休める時、
はるか川中島の上を琵琶の音をのせて流れさる気流は、たゆみない自然の営みを告げています。
満点の星のもと、はてしない草の海を ゆたかに流れゆく風に 心を開けば、
海津城の飯炊きの煙も見えてくる、夜の静寂(しじま)の、なんと饒舌なことでしょうか。
夜と朝の境に消えていった 川中島の深い霧も瞼に浮かんでまいります。
日本放送協会があなたにお送りする戦国絵巻の定期便「風林火山」最終回、
皆様の歴史浪漫紀行のお供をする雲水は私、城達也です・・・・・・・・