08/02/01 08:07:52.71 bdO1pKtw
>>479-480
>その辺は伸縮応答性の問題
同感です。うまく書けないんですが私にとって分かりやすいイメージだと、チャート=スピーカー。
すべての周波数=タイムスパンが最終的に合わさったインパルス応答。
しかもオーバーシュートがひどくて音が歪みまくるような欠陥品。
本題に入ると、応答速度のいろんな場所でのとんでもない違いは経済学モデルを机上の空論にしてしまってる一因だと思うんです。
金融市場なら、応答時間は一瞬。株とかしょっちゅう報道よりも速く光速を越えてインパルスが届いてるくらいだw
しかし実体経済はそうはいかない。
たとえば工業製品。為替レートの変動が採算ラインを変え、重役会議室で輸出のゴーサインが出て、
設備や人員を増強して生産ラインを軌道にのっけて、
さらに新規に貿易相手国内で販路を開拓して実際に店頭に製品が並んで売れるまで。
それなんてプロジェクトX?ってくらいのコストと数ヶ月~数年の応答時間が必要。
そしてそんなデカいプロジェクトが一度開始しちゃったら、
効率的市場仮説でいう合理的判断に従うことも出来ずひたすら突き進むことしかない。やっぱイヤでもそうなってしまう。
そういう大人の事情が机の上の経済理論にはやっぱし欠けてるとおもいます。