07/12/08 02:12:27.67 qdu87GNJ
>>634
寝ようと思ったけど、まあ、書いておこう。
1.本の前半部分、心構えについて書いてあるが、
『マーケットの魔術師』『ゾーン』などを読んでる人には、
目新しいものではないかもしれない。
もちろん、重要でないということではない。
2.山奥に住むトレーダーなど、面白いエピソードが2,3あった。
といっても、面白エピソード満載というほどでもない。
3.後半部分にリバモアの取引手法が書いてある。
(まあ、30ページ程度で半分に満たないが)
リバモアはチャート(バーチャートやロウソク足チャート)を使わない。
なので、ふだんチャートを使ってる人間には応用が難しいと思う。
似たような手法でいえば、酒田罫線法(酒田新値を用いた増し玉法)
の方がシックリくるんじゃないだろうか。
表に株価を記入していくのだが、これが、その日の終値なんだか、
最高(低)値なんだかわかりにくい。たぶん、最高(低)値だと思うが。
4.リチャード・スミッテンが手を加えた本の翻訳かどうかについては、
明記されてなかった。ちょっと怪しい気もする。
文庫としては充実した内容だと思う。ただ、応用が難しいかな。