07/06/24 19:42:28.76 jkg7UNug
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ブルドックソース
この買収防衛策は最悪だ。
何が最悪かと言うと、何も守っていないからだ。あえて言えば、株主にとっては最悪、とにかくスチールに消えてほしいと思っている経営陣は、株主価値が毀損することに関心がなければ、1ヶ月間の短期においては、素晴らしい防衛策ということになる。
経営陣は、保身かつ、株式市場を理解していないから、このような行動をとってしまうのも良く分かるが、株主は異常事態だ。わざわざ大きく損をする案になぜ賛成するのか。
高い水準で現金をもらうスティールは得をするが、現物の株を与えられるほかの株主は、権利落ち後、そして、スティールが去った後、株価は下落し、流動性が新株発行によりだぶつくから、スパイラル的に暴落する可能性がある。
そして、最大の問題は、このときこそが、スティールが買うチャンスとなる。わざわざ、スティールに現金で儲けさせ、もう一度突っ込んでくる資金を与えている、素晴らしい策で、経営陣にとってもリスクが非常に大きいのだ。
スティールにはめられた、というより、勝手に自滅しており、スティールは笑いをこらえるのに必死か。