07/06/30 23:06:58.02 nRJihBPn
そして４時頃狭すぎる風呂場に富田と入った。
シャワーの使い方がいまいち分からず急に熱湯が出たりして怖かった。
毎日お風呂上りにはタオルドレスを着て頭をタオルで巻いてフェイスタオルを使う私に対して
風呂上りに渡されたタオルはハンドタオル一枚だった。
今思うと笑ってしまうけど、富田と私、特に私は困惑していた。
このハンドタオルでどうやって髪と体全部を拭けというのだろうか…。
しかし、私と富田は渡されたハンドタオルで体を噴いた。富田は「髪はいいや」と言い濡れた髪のままでいた。
私はドライヤーを使いさっさと髪を乾かした。家にいる時はタオルを髪に巻きながら化粧水でもつけ
パソコンをやり、ある程度髪から水が落ちるまでのんびりしてるが、この場合そうは言っていられない。
私達が風呂から上がるとなみちゃんの部屋に通された。
（モク脳内）ｳﾊっっ＾＾。これなんてゴミ山＾＾！！！？？
５畳位の部屋に至るものが散乱し、カーペットが見えない状態の個室を見たのは数年前
級友の姉の部屋を見た時限りだったけど、またこんな光景を目にするとは・・・・・。。
なみちゃんは万年床の布団を叩きここらで寝てと言い風呂へ向かった。
富田は帰りたい・・・といわんばかりの涙目になっていて私は彼にこの部屋の写真を撮って見せる、
ということすら思いつかないほど疲れていた。極限状態に追い込まれ私達はよりそって目をつぶった。
潔癖症だとあれほど学校で彼女は言っていたが、それに対しての憤りを感じずにはいられなかった。
ぽつぽつ富田と話していたが、気がつくとなみちゃんの声が聞こえた。
「この（プラスチック）タンスが雪崩れ起こしたむかつくーーーーーー」。
あぁ・・全部引き出しが開いたままのケースが・・・雪崩れか・・・無理ないよ・・・・こんな部屋だもん・・。
なみちゃんは明らかに寝ている私達に起きて手伝えという視線を送っていたが、私と富田は起き上がれなかった。
がんばれ、、、とか、なみちゃん・・とか適当に呟いていた。
５畳の部屋にカーペットが見えない位ゴミやら服やら散乱した部屋。
布団はせんべい布団一枚。なみちゃんは腰近くある髪を乾かさないで布団に座った。
私「何で髪乾かさないの？乾かしてきなよ。風邪ひくよ（布団狭いから私に濡れた髪が当たるから乾かしてきてﾀﾉﾑ…」
なみちゃん「乾かすとパーマ取れるから乾かせないんだよね～」
私 ……（放心）（そんなわけ・・ていうか濡れた髪でいる方がよっぽど髪に悪いって・・）
狭いせんべい布団の上に３人が寄り添って寝た。（私が真ん中だった）
せんべい布団は下に物が沢山ある為に私の腰から爪先までが異常に盛り上がり奇妙な寝心地だった。
少し油断するとなみの濡れた長い髪が私に触れる為極限に富田の方に寄った為富田はせんべい布団から落ち、
カーペットに顔を押し付け目をつぶっていた。富田「私・・・・もう（布団から）おちてるよ・・・・・・」。
翌日は授業があって朝には起きて皆登校する予定だったが、あっさり全員昼過ぎまで寝てしまった。
富田が起きあまりの暑さに「クーラーつけて」と言っていたがスルーされていた。
というかクーラー自体あったようには見えなかったし、あんな部屋でクーラーをつけたら
気持ち悪くなると思ったので「クーラーの風は体に悪いよ、窓開けた方が気持ちいいよ…」と私は言っていた。
居間へ行くともう誰もいなかった。家族の人は全員出かけたらしい。
富田は明らかにお腹をすかせていて何か食べたいと言っていた。
その間、私はテーブルの椅子を二つ繋げてそこに横たわった。
なみ「お前、人んちだっつーのにリラックスし過ぎだっつーーーの！！！」
私「リラックスさせたくないなら、そういうことができないような家にしてみろよ～ｷﾞｬﾊﾊﾊ」
なみ「何笑ってんだこいつ。まあうけそうな顔してるしなｗｗ」
私「（笑いが止まらない）」
私達は明らかに何かの糸が切れ普段と人が変わっていた。
３人やたらに笑った。普段は優しいお勉強のできるなみちゃんも驚く程口が悪くなっていて
富田も人格が変わっていた。私もゲラゲラことある事に笑った。
大学では全員違うグループだ。その状況がここまではめを外させていたのか。
ちなみになみちゃんや富田には「株で毎度大損＾▽＾」と私は話していて、もし真実を話したら
今の関係が変わるのか、それが気がかりだけど、きっとそんなに変わらないと信じている。