07/06/15 03:32:29.29 kLpBUCTw
スタパでの収録、
>>350さんが書いてくださった分の前のカットになります。
夜、暗い廊下。
大熊を先頭に、景虎、勘助の順で歩いています。
辿り着いた部屋で座って待っていたのは、宇佐美でした。
勘助から鉄砲を受け取る宇佐美。
宇佐美「この鉄砲を某に…」
景虎「授ける」
宇佐美「某にいかにせよと」
景虎「決まったこと。戦で使えるか検分せよ」
少し戸惑う宇佐美に対し、
「上杉家は、もうない」と景虎は強く言い放つ。
景虎「越後守護の上杉家は絶えた。
儂も都の将軍家より毛氈鞍覆白傘袋の使用を許され、
越後国守となることを許された」
宇佐美「その許しを待って、景虎様はこの儂に会いにこられたのか」
景虎「いかにも。それがそなたに対する道義であろう。
宇佐美殿、そなたの上杉家に対する忠義、まことあっぱれ。
最後まで我が父に屈することなく、上杉に対する義を守りぬいたのは見事じゃ」
宇佐美「それは長尾家嫡子とは思えぬ言葉」
景虎「誰の子でもない。今は越後を守る立場のみじゃ」
この後、350さんの書いた通りにセリフが進みます。
景虎「この世の乱れを正したいのじゃ。
宇佐美殿、この景虎に力を貸さぬか」
感銘を受けてる様子の宇佐美。
景虎「どうあん、そちはどうじゃ。この儂に仕えぬか」
「はぁ」と勘助はひとまず答えず、
「鉄砲は必ずやお届けいたす」と話を反らしたようです。
宇佐美「酒でもお召しなりませぬか」
景虎「酒か、よいの」
このシーンで見たのは以上です。