07/06/05 07:17:14.72 iuAxjtbA
メリルリンチが年内利下げ見通しを取り下げたようだ。
ゴールドマンサックスも確か、年内利下げを予想していたのでこれから修正するのだろう。
ユーロドルはどこが底なのかは難しい。
1.335-1.335に大規模なバリアオプションがあるらしいので、ここに引き寄せられていくかもしれない。
しかし大きな流れでは現在のユーロドルは上昇トレンドの踊り場にすぎない。
景気のトレンドは欧州の方が強い。つまり金利上昇圧力はユーロの方が強い。
そして何よりも米国は去年、ついに対外債務を抱えすぎて年間通じて投資収支が赤字になった。そして金利上昇は投資収支を圧迫する。
現在の米国は貿易収支赤字・財政収支赤字の双子の赤字ではない。貿易収支赤字・財政収支赤字・投資収支赤字の三つ子の赤字だ。
短期的にはドルカナダショートの巻き戻しが他のペアにも波及して、もう一段のドル高は考えられる。
米金利の見通しが修正され始めている中で現在のドルカナダの下落スピードは明らかにスピード違反だ。
私は先週、1.06前後までは行くと書いたが、そろそろ一服しても良い頃だ。