07/06/01 07:30:33.62 OyInkJ4w
米国の債券利回り上昇は来週で一服するのではないか。
今月は米国の5年以上の金利(長期金利)が上昇し続けた。それと同時にドルも上昇し続けた。
投資家が年内FF金利利下げを放棄した結果だ。
↓はFF金利先物
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市場の大半がFF金利年内据え置きと考えている。
今後の長期金利動向に重要なのはFRBの次の一手が何なのかだ。
長期金利とはその名の通り、長い期間で見た金利。
2008年のFF金利先物動向を見ると市場は60%の確率で利下げすると考えている。
FRBの次の一手を利下げと考えている以上、長期金利5%前後では鈍ってくる。
実際、住宅市場はまだまだ弱いし、少なくともFRBの追加利上げを後押しするような経済指標も出ていない。
米国株式市場がドラスティック的な上昇をしない限り、米10年債利回りは5%前後で一旦、ピークを迎えるだろう。
そして米国の金利上昇が一服すればドルも再び売られ始めるだろう。