09/06/23 09:55:13.76 SSEEaWNT
映画 「ヒジョウジタイ」
原作:岩瀬○太「東海アマ講座 激変のとき」URLリンク(www1.odn.ne.jp)
監督・脚本・演出:北野武 音楽:久石譲 製作:CBC、オフィス北野、便通ほか
<キャスト>
イワセ:大杉漣 アスナロ:寺島進 ミルキー:岸本加世子 ゴインキョ:吉行和子
マジメ:井出らっきょ ゲーゲー:柳ユーレイ カイロ:ラッシャー板前
ツインクル夫妻:津田寛治・山本モナ 団地管理人:平泉成 ハマー所有の近所の住人:ビートたけし
カクエイ:田辺鶴瑛(友情出演) 岐阜県知事:東国原英夫(友情出演)
高橋尚子(特別出演)浅田真央(特別出演)
美人妻と一緒にレクサスに乗っている金持ち:岩瀬○太(カメオ出演)
<あらすじ>
トラック運転手であるイワセは走行中、激しい耳鳴りに襲われる。その結果事故を起こし、
仕事をクビになったイワセはノイローゼに悩まされながらも自己の秘められた能力に気づく。
しばらくは幽体離脱で遊んでいたが、やがてその能力を未来の子供達の為に使おうと決意し
来るべき大地震と社会崩壊の予知を行い、ホームページを立ち上げる。だが声をかけたメンバーは
早々に去り、ホームページでは非難され、ついには団地管理人とトラブルになり
イワセは住居を追い出されてしまう。
そうしているうちにも耳鳴りや痛風の体感が激しくなったため、イワセは農業共同体の設立に向けて
岐阜県の山奥に引っ越す。新天地では前兆現象の観測施設の建設や養鶏事業に着手した。
やがてホームページやカクエイとの縁で知り合った支持者の支援の輪も広がり、順調に事が進むかに見えた。
しかしイワセに新たな苦難が訪れた。ゲーゲーやカイロといった人物による執拗な誹謗中傷、
近所の住民の妨害により事業は悉く失敗においこまれてしまう。閉鎖的な田舎社会からも締め出しをくらい、
さらにはささいな誤解が元で支援者とも袂を分かってしまう。
激怒の中、地震・津波・経済崩壊・戦争のビジョンが頭にいっそう明確に浮かんできたイワセは
ついに岐阜県知事にせまりくる危機を直接訴えようとするが、あえなく追い返され、逆に住居の撤去命令をうける。
その時、東海沖を震源とするM8.9の地震が発生し、都市は阿鼻叫喚の地獄と化した。
被災した人々はイワセの元へと押し寄せる。その中にはかつてイワセを誹謗中傷した者、
疎外した者、決別した者も含まれていた。
イワセはそれらの人々を前に高らかに宣言した。
「多夫多妻制を受け入れよ!それだけが筆者の農業共同体へ入る条件だ!」
※ラストは夢オチです