09/03/05 01:20:56.91 z8u2eTJv
-------- 転寝してて見た夢 --------
僕は高校を卒業できるかどうかの「卒業試験」の試験場にいた。
その試験問題は数が多く、解くのに何日、何ヶ月と時間を掛けることが出来たのだけど、
僕は、その何日、何ヶ月の間、田園の広がる田舎の田んぼ地帯を現実逃避するかのように
さまよい歩いていた。そう、僕は、卒業試験の最終日に試験会場に来たのであった。
ちょうど僕が試験会場に行った頃には、勉強できないけど、ぎりぎり卒業試験に合格する
であろう人達が試験問題を終えて帰るところだった。100人ぐらい入れる教室に、
僕と監督の先生と残りの生徒を合わせて8人ぐらいいたかと思う。
僕には心の葛藤があった。「既に途中まで試験問題を解いている。しかし、今のままでは、
解いた問題数も少ないし、僕は馬鹿なので間違っている解答も結構あるだろう。このまま
提出しても合格点には届かない。試験問題は、選択方式と記述問題が半分半分ぐらいだ。
選択できる問題は社会と国語と数学だ。社会を選択するとなれば、回答は選択式だけど、
答えがわかっているものがなく、当てずっぽうで答えることになり、たいして点数は
稼げないだろう。国語を選択すれば、漢字の書き取りと選択式の長文読解問題だ。
漢字の書き取りは確実に答えられる問題はあるが、長文の方は解くのに時間が掛かる上、
選択した回答が間違っている可能性が高い。数学を選択した場合は…というか、数学は
まだ得意な方だったので、基礎問題は既に解答し終わっている。つまり点数を稼げる
問題は既に解答済みの状態。大きい設問が残っていて得点が大きい。大きな設問は、
部分点をもらえる可能性はあるが、最終的に正しい答えを出す自信がなく、解くのに
時間がかかるだけで得点は稼げないだろう。」残りの試験時間は1時間を切っていた。
もう、何をするにしても手遅れの状態だった。そういう状況で、解答し終わった友人が
僕にアドバイスをしてくれた。「試験問題に取り掛かれ。」というものであった。
監督の先生の様子を伺うと、どうやら試験時間を延長するような、きざしが見えていた。
きざしが見えていたというより、僕が自分に都合が良いように解釈していただけかも
しれない。あまり、僕と仲の良くなかった友人が試験を終えて帰るところだった。
「馬鹿な上、試験をサボっていたくせに、今さら頑張るの?」みたいな言われ方をした。
僕は、腹立たしかったし、その試験会場に残り数人、いかにも勉強が出来ない馬鹿だし
サボっていた馬鹿ですよという感じで残っていたことがとても辛かった。僕は心の中で
「この試験さえクリアすれば、もう、試験はない。ここで恥をかいてもこれが最後だ。」
と叫んだ。