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緊急地震速報を誤発表 首都圏の鉄道で一時運転見合わせ
気象庁が鉄道会社や工場、病院などに向けて発表している「高度利用者向け
緊急地震速報」で14日夜、誤ったデータが流れ、受信した首都圏の一部の鉄道が
運転を一時見合わせるトラブルがあった。
気象庁によると、14日午後7時41分ごろ、「千葉県銚子市付近で最大震度5弱程度
以上の揺れ」との高度利用者向け緊急地震速報を誤って発表した。本来なら揺れの
加速度が100ガル以上の場合に緊急地震速報を自動的に発信するよう設定する
ところを、誤って「10ガル以上で発信」と設定していた。
このため、実際は震度2だったにもかかわらず「千葉県銚子市付近は最大震度5弱
程度以上」という誤った情報が鉄道会社などに流れたという。気象庁は同日、全国
約200カ所の同じプログラムの設定を点検し、他に誤った設定となっているところは
なかったと確認したという。
東京都交通局の運輸指令所には「震度4を超える」との緊急地震速報が入り、
地下鉄4路線が全線でストップした。しかし異常がないことから誤報と判断、
午後7時50分ごろに運行を再開したという。都営線が乗り入れている
京成、京急、京王の各線も影響で10分前後の遅れが出た。
無人で運行する都営新交通システムの日暮里・舎人ライナーも停止したが、
まもなく運行を再開した。
東武鉄道でも全線で2分間ほど停止したという。
小田急では誤報直後、同社の緊急地震速報受信システムがダウンした。
異常な情報と判断したためとみられる。誤報は列車には伝わらず、運行に影響はなかった。
JR東日本は自前の地震計に異常がみられないことから誤報と判断、運行を続けたという。