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古タイヤのホイール穴に首を突っ込み、抜け出せなくなった生後間もない子猫が、
小倉南署の若手警察官2人の機転で救出された。北九州市動物管理センターの
仲介で、飼い主も見つかった子猫は順調に育っており、2人は「助けたかいがあった」と
喜んでいる。
救出したのは同署朽網交番の真玉智視巡査長(30)と曽根交番の吉原一彰巡査長
(24)。同署によると、6月13日、小倉南区朽網西4の県営日豊団地の住民から
「子猫がタイヤにはまり込んでいる」と110番があり、2人が駆けつけたところ、
放置されたタイヤのホイール穴(直径約5センチ)から頭を出した子猫が「ニャー」とか
細い声で鳴いていた。
集まった住民から「何とかしてあげて」と頼まれた2人は、液体洗剤を子猫の首に塗って
滑りやすくし、穴から頭を抜こうとしたが、猫がもだえたので断念。専門家に見てもらおうと、
パトカーでタイヤごと区内の動物病院に運んだところ、獣医師が頭を穴の中に押し込んで、
無事抜けた。
子猫は生後1か月のメス。救出後、同センターに預けられたが、7月11日に戸畑区の
40歳代の男性に引き取られた。
真玉巡査長は「住民の期待に応えられたことが何よりうれしい」と笑みを浮かべ、
吉原巡査長は「住民のために全力を尽くす警察官の職務をこれからも全うしたい」と
気持ちを引き締めていた。
(2008年8月7日 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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