06/04/25 17:55:53.28 u2MMzHMj0
「アジアの国々で日本に対して厳しい態度をとっているのは中国と韓国だけ」日台外交のパイプ役講演
日本と台湾の外交でパイプ役を担う亜東関係協会の羅福全(ルオ・フーチュエン)会長の
講演会が二十四日、鳥取市内のホテルで開かれた。羅会長は「台湾と日本の関係は
一九七二年の断交後、新しい時代を迎えた。アジアの安全保障と安定で、日本は大切な
役割を担っている」と語った。
同協会は台湾の民間団体だが、対日外交で実質的な外交窓口となっている。羅会長は
二〇〇〇年に駐日代表に着任。一昨年に同協会長に就任し、対日外交で「最も責任ある
立場の人物」といわれている。
今年一月に官民合同の鳥取県訪台団が訪問したのをきっかけに、片山善博知事、
県日華親善協会長を務める常田享詳参院議員が羅会長を招待。講演会には、
経済界や県議、行政関係者を中心に百二十人が出席した。
羅会長は「太平洋戦争後、アジアの国々で日本に対して厳しい態度をとっているのは中国と
韓国だけ。ほかの国々は日本の平和的貢献を期待している」と指摘。台中関係について
「敵対視していないが、間違った近代化の道を行ってほしくないだけ。武力で国家統一はできない。
台湾の民主主義を守ることは、日本の国益と重なる」と訴えた。
羅会長ら一行はこの日県庁を訪れ、片山善博知事、常田享詳参院議員、前田宏県議会議長を
表敬訪問した。
ソース
日本海新聞 URLリンク(www.nnn.co.jp)